作品名:銭湯のおねえさんと交わる、4日間の夏
作者:ゆずや
うだるような夏の夜。アパートの給湯器が壊れた青年は、バイト帰りに近所の銭湯へ通うことになる。そこで出会ったのは、祖母の銭湯を4日間だけ手伝っている番台のお姉さん。柔らかな笑顔で「また来てくださいね」と声をかけられた青年は、その言葉が忘れられず、翌日も銭湯へ足を運ぶ。客の少ない深夜の銭湯。湯気と湿った空気に包まれながら、ふたりは少しずつ互いを意識し始める。やがて、お姉さんは「朝まで誰も来ない時間がある」と青年に告げる。誰もいない浴場、更衣室、サウナ。ふたりきりの空間で、ただの客と番台のお姉さんだった関係は、4日間だけの濃密な夏の記憶へと変わっていく。短い逢瀬だからこそ忘れられない、年上女性との背徳的なひと夏の物語。

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